アマチュア無線の正しい捨て方と事前に知っておきたいポイント

品目別の正しい処分方法

アマチュア無線の無線機は大型のものが多く、手放す際にどのように処分したら良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

アマチュア無線の無線機はメーカーによって人気のあるものもあるため、ただ粗大ごみとして処分するのはもったいないです。

今回はアマチュア無線の無線機のおすすめ処分方法をご紹介するだけでなく、処分の際の注意点いついてもご紹介していきます。

アマチュア無線を捨てる前に

アマチュア無線機を処分する際に気をつけたほうが良い点について、ご紹介していきましょう。

・無線局を廃止したか

・人気メーカーの買取相場

・壊れていても買い取れる場合も

上記の点に気を付けてアマチュア無線機を処分していきましょう。

それぞれの注意点について、詳しくご説明していきます。

無線局を廃止したか

アマチュア無線の無線機を手放す前に、無線局を廃止する手続きをしておきましょう。

総務省の「電波利用電子申請・届出システムLite」から、電子申請し、廃止できます。

廃止届けに住所、氏名、無線局の種別、廃止する年月日、コールサイン、免許番号、免許の年月日を入力し、免許状とともに提出していく形で廃止させていきましょう。

人気メーカーの買取相場

人気のメーカーの無線機は買い取りせしてもらえるだけでなく、高額査定も期待できます。

例えば、「八重洲のFT-847」ですと16,000円から33,000円ほど、「ICOMのIC-970D」なら18,000円から45,000円、「TRIO/KENWOODのTM-541」の場合、7,000円から19,000円といった幅で買い取ってもらえるでしょう。

人気メーカーの無線機をお持ちの方は粗大ごみとしてではなく、専門の買取者に買取を依頼してみてはいかがでしょうか。

壊れていても買い取れる場合も

壊れている無線機でも買い取ってもらえる場合があります。

修理用のパーツの下取りや、直して販売できるものもあるため、壊れていた場合でも粗大ごみではなく、専門の買取業者に買取を依頼してみましょう。

アマチュア無線機の正しい捨て方

専門の業者にアマチュア無線の無線機を買取査定に出したけれども買い取ってもらえなかった方は、処分していく他ありません。

アマチュア無線の無線機を処分していく場合の選択肢として、以下のような方法があります。

・リサイクルショップで買取に出す

・小型家電回収ボックスでリサイクル

・不用品回収に依頼する

・家庭ごみとして自治体で処分

上記のアマチュア無線の無線機の処分方法について詳しくみていきましょう。

リサイクルショップで買取に出す

リサイクルショップの中には古いアマチュア無線機をパーツ取りするために買取を行っているところも多いです。

ですので、粗大ごみとして処分する前に、少しでもお金に変えられるかもしれないので、お近くのリサイクルショップに買取してもらえないか相談してみましょう。

小型家電回収ボックスでリサイクル

ハンディートランシーバー型の無線機ですと、大手家電量販店に設置してある小型家電回収ボックスにて無料で回収してもらえる場合もあります。

お持ちのハンディートランシーバーのサイズを測って、小型家電回収ボックスの投入口の30×15サイズ以内でしたら投入可能ですので利用してみてはいかがでしょうか。

不用品回収に依頼する

大型のアマチュア無線の無線機が多数ある場合、重さもある品が多いと思いますので、一人で廃棄していくのは非常に大変です。

家の外に出すのも一苦労でしょう。

ですが、不用品回収業者にアマチュア無線の大型無線機の回収を依頼することで、運び出す手間をなくすことができます。

家の中まで取りに来てくれるので、非常に便利です。

大型の無線機が多くあり、大きくて重いため家の外に運び出すのは無理だという方は不用品回収業者に回収を依頼すると素早く手放せます。

また、関連記事として「千葉県で不用品回収を依頼するときの相場と安く抑える方法」について解説している記事がありますので、是非ご覧ください。

家庭ごみとして自治体で処分

小型の無線機は家庭ごみとして処分することが可能です。

ですが、大型の無線機ですと、粗大ごみとして出すことになる場合もあるため、無線機をごみとして出す前にお住まいの自治体のホームページを確認して無線機が粗大ごみになるかどうか確認するようにしてください。

事業者から排出される場合は産業廃棄物となる

個人でアマチュア無線の無線機を処分する場合には粗大ごみや家庭ごみとして扱うことができます。

ですが、事業者から無線機が排出される場合には、粗大ごみや家庭ごみとして処分することができず、産業廃棄物として処分しなければなりません。

産業廃棄物を処分するためには特別な許可が必要になるため、許可をしっかりと取っている専門の業者に依頼して処分するようにしてください。

もしも許可をしっかり取っていない業者に依頼して、その業者が不法投棄した場合、依頼した人も罰せられてしまいます。

事業で使っていたアマチュア無線の無線機を処分したい場合には、取引実績が豊富で、信頼のおける業者に依頼していくようにしましょう。