スマートフォンの普及でオーディオ機器やコンポで音楽を聴く方が若い世代を中心に少なくなってきています。
コンポやオーディオ機器は家に置いておいても場所をとってしまうため、処分したいという方も多いでしょう。
粗大ごみとして出すのが良いのか、リサイクルショップなどで売る方がお得なのか悩んでいる方も少なくないはず。
今回は、オーディオ機器やコンポの正しい捨て方と高く売るためのポイントについて、ご紹介していきましょう。
コンポの正しい捨て方
コンポやオーディオ機器の正しい処分方法に悩んでいる方は少なくありません。
サイズも様々なので、どのようにしていくのが良いかわからない方が多いです。
コンポやオーディオ機器の正しい処分方法は以下の通り。
・自治体の粗大ゴミとして出す
・リサイクルショップに持ち込む
・ネットのフリマやオークションで売る
・不用品回収業者に依頼する
上記の方法で、オーディオ機器やコンポを手放していくと良いでしょう。
それぞれの処分方法について、詳しく見ていきます。
自治体の粗大ゴミとして出す
自治体の粗大ごみ回収でオーディオ機器やコンポを持って行ってもらう方法が、費用の上で安くすみます。
ですが、回収申し込みの手間や家の中まで取りに来てくれないといったデメリットもあるので、気をつけなければなりません。
処分費用は、300円という自治体も少なくないため、とても安い費用で処分できます。
自治体の粗大ごみ回収で気をつけないといけない点は、本体が300円、スピーカーが300円といったように、部品ごとに費用が設定されていることもあるという点。
しっかりとお住まいの地域の自治体がどのような費用設定を行なっているか確認してから、依頼するようにしましょう。
リサイクルショップに持ち込む
ご年配の方を中心に、オーディオ機器やコンポは、まだまだ需要のある電化製品です。
ですので、リサイクルショップでも、状態の良いものに関しては積極的に買い取ってくれます。
小型のものなら持ち込みで。
大型のものなら取りに来てもらえないか相談してみましょう。
特に、MDが聴けるものはとても需要があるため、まだ使えるのならば粗大ごみではなく、リサイクルショップに持っていくことを検討してみてください。
本体だけでなく、未使用の録音用カセットテープやMDも一緒に持ち込むと、より高額買取が期待できます。
もしもご自宅に機器以外にこうした未使用の録音用の媒体が余っているという方は、一緒にリサイクルショップに持ち込まれることをおすすめしたいです。
ネットのフリマやオークションで売る
ネットオークションやフリマアプリでもオーディオ機器やコンポはとても人気のある商品です。
出品するとその日のうちに落札されるということも少なくありません。
電源コードや説明書、コントローラーがしっかり揃っているのならば、出品時に写真も一緒に撮って載せるとより落札の可能性が上がりますので試してみてください。
出品時に、CDとカセットだけ聴けるのかや、MDとCD、ラジオ、カセットも聴けるのかなど、楽しめる媒体も一緒に記載しておくと良いでしょう。
不用品回収業者に依頼する
重量があるコンポやオーディオ機器も少なくありません。
そういった製品を自分一人で屋外の粗大ごみ収集場所まで持っていくのは非常に困難です。
無理して運んでぎっくり腰などの怪我をしてしまっては元も子もありません。
不用品回収業者に依頼して、家の中まで取りに来てもらうと楽に手放すことができます。
都合の良い時間や日時を指定して訪問してくれるため、とても便利です。
多少費用がかかってしまいますが、時間を有効活用し、その費用分仕事をして稼いでしまえば問題ないでしょう。
機器本体だけでなく、スピーカーも一緒に持って行ってもらうことで、一気に部屋は片付いていきます。
また、関連記事として「千葉県で不用品回収を依頼するときの相場と安く抑える方法」について解説している記事がありますので、是非ご覧ください。
買取価格の高いコンポの特徴
不要なものを少しでもお金に変えて処分できるのなら最高だと考える方ばかりでしょう。
どのようにしたらオーディオ機器やコンポの買取価格が上がるのか機になるという方も少なくないはず。
以下のポイントを押さえて買取査定に出していくと、買取価格が上がることが多いです。
・付属品を揃っている
・状態がきれいで汚れがない
・製造から時間が経っていない
・人気ブランド品
付属品を揃っている
電源コードやコントローラー、説明書、FM・AMアンテナなど、付属品がしっかりと揃っていると、高額査定されやすいです。
逆に、1つでも欠けていると、原点方式で買取査定額が減っていきます。
普段から機器の周りに付属品を置いておいたり、箱に入れて一緒に管理したりして無くさないようにしましょう。
状態がきれいで汚れがない
機器に汚れがついていたり、匂いがついていたりするともちろん買取査定額は下がってしまいます。
ホコリは乾拭きすれば取れますし、機器についた汚れも無水エタノールを布などに染み込ませて浮き掃除していくことで落ちることも多いです。
できる限り綺麗な見た目にしてから買取査定に出すと高額査定が期待できます。
製造から時間が経っていない
製造から年数があまりたっていないものほど、買取価格は高くなります。
お使いの製品がいつ作られたものなのか、確認してから買取査定に出していきましょう。
最新製品を手放す場合には、高額査定も期待大です。
人気ブランド品
SONYのCD・MDラジカセは人気があります。
また、DENONやFM Acoustic、Macintoshといったハイエンドなブランドは、大変高額で査定されることも少なくありません。
特に、ハイエンドブランドのコンポやオーディオを売りたい場合には、リサイクルショップの中でもハイエンドブランドのオーディオ買取専門店に依頼する方が、より高額査定されることも多いです。
なるべく専門店に買取を依頼していくようにしましょう。
オーディオ品のバッテリーに注意
小型のオーディオ機器にはリチウムバッテリーが使われているものも多くなってきています。
また、従来の乾電池でも動く製品では、乾電池が入ったまま処分してしまう方も少なくありません。
バッテリーをそのままにして処分してしまうと、処分時に出火したり、バッテリー内部の水溶液が漏れ出たりして、思わぬ怪我をしてしまうこともあります。
SONYのウォークマン用ドックスピーカー『RDP-NWV20』、JVCKENWOODの『RV-NB250BT』といった人気機種に内蔵バッテリーがあるので、お手持ちの機種に内蔵バッテリーがあるのかどうか確認してから処分するようにしましょう。