DIYで使う工具類の正しい処分方法と気をつけたいポイント

品目別の正しい処分方法

長年愛用していたDIY工具もいつか動かなくなってしまったり、金属劣化で折れてしまったりして買い替えの時がきてしまいます。

いざ壊れてしまった工具を処分しようとしても、特に電気工具の場合、どのように処分したら良いのかわからないという悩みを僕の周りの方から相談されることが多くありました。

今回は、処分方法に悩まれている方も多いDIYで使う工具の処分法について、ご説明していきましょう。

DIYの工具類の正しい処分方法

DIYで使われる工具類を処分したい時の選択肢としては、以下の方法があります。

・金属ごみとして捨てる

・ネットのフリマやオークションで売る

・不用品回収業者に依頼する

・知人に譲る

それぞれの処分方法について詳しくご紹介していきましょう。

金属ごみとして捨てる

DIYで使われる工具は自治体ごとに処分方法や名称が異なりますが、家庭からのごみとして処分可能です。

自治体ごとに、燃やせるごみや不燃ごみ、金属ごみなどごみの分別方法と名称が異なるので、お住まいの自治体のホームページでご確認ください。

一辺が30cmを超えてしまうような工具については、家庭ごみとしてではなく、粗大ごみとして処分しないといけないこともあるため、工具が大きい場合にはサイズを測ってから処分方法を確認しましょう。

ネットのフリマやオークションで売る

インターネットオークションやフリマサイトで工具類を売ることで処分するのも良い方法です。

近年のDIYブームの影響で、人気かつ高値で、すぐ落札される傾向があります。

多少なりとも不要な工具がお金に変わるのは嬉しいものです。

梱包の手間などが苦ではない方におすすめしたい処分方法になります。

不用品回収業者に依頼する

重量のある工具で自力では運び出すことが困難な場合や、あまりにも工具の量が多い場合には、不用品回収業者に回収を依頼するというのも良い方法です。

家の中までこちらの都合の良い日時に取りに来てくれますし、工具が重たかったり量が多かったりしてもすぐに業者の方が回収してくれます。

また、関連記事として「千葉県で不用品回収を依頼するときの相場と安く抑える方法」について解説している記事がありますので、是非ご覧ください。

知人に譲る

DIY工具は揃えるのも手間がかかりますし、電気工具ですと値段がはるため、買うのを躊躇っている方も多いです。

ですので、DIY工具を欲しがっている方に譲渡を相談すると喜んでくれる場合がほとんどでしょう。

工具を譲るついでに、工具の使い方なども説明してあげると、より喜んでもらえます。

無料で手放せるので、お互いがwin-winの関係になれる点もおすすめポイントです。

事業者の工具は産業廃棄物となる

家庭で使用していた工具を処分する場合、粗大ごみにならなければ無料で手放せます。

ですが、個人で事業を行っている方は、事業で使っていた工具を家庭からのごみとして処分することはできません。

個人の事業で使っていた工具を処分したい場合、産業廃棄物扱いになりますので、しかるべき手続きを踏んで処分しないと不法投棄になってしまいます。

産業廃棄物処分できる許可をちゃんと取っている業社に収集を依頼して手放していくようにしましょう。

電動工具はバッテリーやガソリンに注意

電動工具を処分する場合に気をつけなければならないことがあります。

電動工具のバッテリーやガソリンは一緒に処分しないようにしてください。

ごみ収集車の火災といった思わぬ事故や怪我のもとになってしまいます。

リチウムバッテリーは家電量販店やホームセンターに設置されている回収ボックスにいれるようにしましょう。

ガソリンを処分したい場合には、お近くのガソリンスタンドに相談して、適切な方法で処分してください。