LLC(クーラント液)やブレーキフルードの正しい捨て方

品目別の正しい処分方法

定期的にご自身でマイカーのLLC(クーラント液)やブレーキフルードを交換しているという方もいらっしゃるでしょう。

ですが、使わなかったり交換したりしたLLCやブレーキフルードはそのまま放置しておくとちょっとした静電気や火花で出火してしまうこともあるため、早急に処分しなければなりません。

どのように処分したら良いかわからず悩んでいるという方もいらっしゃると思いますので、今回はLLCやブレーキフルードの正しい捨て方についてご紹介していきます。

LLC(クーラント液)やブレーキフルードの正しい捨て方

LLCやブレーキフルードは家庭の下水に流して捨ててはいけません。

正しい処分方法で捨てないと、思わぬ事故や災害を引き起こしてしまいますし、違法ですので、以下のような方法で適切に処分していきましょう。

・染み込ませてから燃えるごみとして処分

・整備工場やガソリンスタンドに引き取ってもらう

染み込ませてから燃えるごみとして処分

LLCやブレーキフルードを新聞紙に染み込ませて処分しようとする方もいらっしゃいますが、通常、液体の量が多いため、しっかりと全て染み込ませることが難しく、あまりおすすめできません。

漏れてしまったり、滴ったりしているLLCやブレーキフルードは、燃えるごみとして回収してもらえないだけでなく、周りも汚してしまうため、他の方法を取りましょう。

一番おすすめの染み込ませ方は、高級水性ポリマーが使われている紙おむつに染み込ませて、燃えるごみとして処分することです。

紙おむつは安価ですし、吸水性にも優れているため、周りに漏れてしまったり滴ったりすることがありません。

LLCやブレーキフルードを処分したい方は、紙おむつに染み込ませてから燃えるごみとして処分していきましょう。

整備工場やガソリンスタンドに引き取ってもらう

最寄りの整備工場やガソリンスタンドに連絡して引き取ってもらうことでLLCやブレーキフルードを適切に処分してもらうのも良い方法です。

多少費用はかかってしまいますが、安全に、かつ確実に処分できます。

ですので、自分でLLCやブレーキフルードを処分することに不安がある方は、お近くの整備工場やガソリンスタンドに相談してみましょう。

廃油を下水に捨てるのは法律で禁止されている

LLCやブレーキフルードを下水に捨ててしまうと、「下水道法」違反として罰せられてしまいます。

悪質な場合、罰金刑だけでなく懲役刑が発生してしまう場合もあるため、絶対にLLCやブレーキフルードをそのまま下水に捨てるようなことはしないようにしましょう。

LLCやブレーキフルードの処分におすすめのアイテム

LLCやブレーキフルードを処分していく際におすすめアイテムもご紹介していきます。

マーヤ 夜長時間用 超吸収タイプ (超特大パッド1800)

病院や介護施設で幅広く使われている業務用紙おむつです。

高分子吸水材も使われているため、吸水性に大変優れており、LLCやブレーキフルードを染み込ませて処分する際にも重宝します。

30枚入りで3,000円前後にて大手通販サイトで購入できるため、手に入れやすい点もおすすめポイントです。

LLCやブレーキフルードを大量に処分したい場合、複数枚使用して吸収させていきましょう。

廃油捨J

天ぷら油などの廃油を袋に注ぐだけで、内部の廃油吸収パッドに染み込ませられます。

値段も3袋で200円前後と大変安い点も魅力的です。

ですが、大量の廃油を入れるためには3袋で足りないこともあるため、多めに購入しておくと良いでしょう。

こちらも大手通販サイトで購入できるため、おすすめしたいアイテムです。